狩りの終焉|Living Dead the Sanctuary 

古い革表紙の裏に走り書きがある。
 二つの世界を彷徨う者には、内に《二重の存在 /dual existence》を秘匿している。逃れられる者はなく、その術もなく、《彼女》もまた例外ではなかった——

セッション 07 あとがき

最終話更新しました。 驚愕の事実。お試しのつもりで書いてみたら、終わらせるのに一年近くかかりました。当初は三話くらいで終わるんじゃないかと適当に考えていました。倍かかってました。どういう認識でいたんだ過去の私。 おかげで…

セッション 07

「――あなたここで永遠に死ぬのだし」
 月光の下で、吸血鬼サンクチュアリはそう言った。
 先程も言ったが彼女は片目で、片腕の状態だ。肢体は不完全であり、左袖が風にめくれてはためいている。何倍も体格差のある相手に対する態度ではない。どこからその自信が出てくるのか? だが、その存在感は圧倒的だ。

セッション 06

縦横切り替え  06    Aセッションがモールの四階に到着した時、黒服の集団と遭遇した。先頭にいたステイカーは条件反射で指先が動きかける――が、瞬時に照準器越しの相手を見分けるや銃口を下げた。 「ステイカーかよ」  エ…

セッション05 あとがき

更新しました。昨日。 一部 登場人物の名前に変更があります。 昨日は合間を縫って作業したため、過去の修正箇所まで行き届かず、更新作業で力尽きたのでした。 さっきなんとか名前と表現に手を入れたけど、他にも変えたいところが山…

セッション 05

縦横切り替え  05    それは豚が引き裂かれた時の断末魔のようであった。  長く残響する死の叫びが、突如闇の底から突き上げてきたのだ。  階下へと向かっていたイ・ジュンスは、餌食者の男を肩に担いだまま、ぎくりと足を止…

セッション 04

縦横切り替え  04   〈――おい、やつらどこに行く気だ〉  レイ・ダウリングが照準器を覗き込んだまま訝しんだ。声は射撃の高揚感をふんだんに含んでいるが、ダウリングのトリガを引く指は止まっている。彼だけではない。血の海…

セッション 03 あとがき

3話で終わると思ったけど終わりませんでした。思いのほか、Eに時間をかけてしまった。しかも主人公そっちのけに。まあいいか。他の話で登場するかどうかもわからない人たちだし。 もしかしたらあと二話くらいかかるかもしれない。どう…

セッション 03

縦横切り替え  03      E(エコー)セッションの構成員、イ・ジュンスは自分たちに課せられた任務を思い返していた。それはすなわち、敵を殲滅し、東側四階にいる三名の餌食者を解放することだ。  餌食者とは、ダンピールた…

Living Dead the Sanctuaryの世界観とキャラクター紹介

(※ほぼ自分用メモになっているのと、暫定的な設定集になっているのでキャラクターの項だけ見ればよいと思います。変更があれば更新します) Living Dead the Sanctuary 世界観 吸血鬼と特殊部隊っぽい人間…

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