Portugal The Man の Feel it Still をカバーした動画を気に入っていて何回も聞いている。ボーカルの人の声がすごく好き。元のFeel it Still自体は2017年の曲……2年前かぁ。

この歌詞を理解することは私にとって難しい。言いたいことはわかる気がするんだけど、私の理解が少しズレているように思える。“Ooh woo, I’m rebel just for kicks, now”の部分がわかるようでわからない。just for kicks = only for fun 楽しみのためだけに、という意味らしい。この歌の成り立ちを調べたらオマージュが結構あって、 なかでもFight For Your Right (to Party)の影響を受けたという話らしく 、そっちのMVを見た感じだと若い人たちの小さな反抗(だけどとても重要な反抗心)を歌っているけど、Feel it Stillは曲調からしてちょっとシリアスな雰囲気がするので「楽しみのためだけに」「おれは反抗人なんだ」というとうーん……?という気分になる。1966年、1986年という単語から過去のことを思い出してあの頃みたいに反発してるのさ、という意味なら、ねばっている人の孤独感をおぼろげに掴むことができる。それで but I feel it sill…(おれはまだ感じてる)(もう終わっちゃったかもしれないけど)なんだろうか。一人また一人といなくなったホールでまだ踊り続けてるような、そんなイメージを持った。こうすることが良いに決まってるって、自分のことを信じて踊っている。

1966年や1986年のソウルっていうか、この昔気質の反抗心というのが、言葉でするのが難しい。いや、昔気質と“見なされる”が正しいのかも。ブラックの人たちの権利運動、戦争に反対する若者文化とか…昔の方が激しかった

青臭い反抗にはみんなもう飽きちゃった?、終わっちゃったかもね、でもおれはまだ感じてるのさ……みんなはどうだい?

という歌なのかなぁ……。(まるで自信がない)

今は2019年だけど、I feel it Still してる人はいまどれだけいるんだろう。それと、過去に立ち返る空気は世界的な傾向なんだろうか? でもこういう回顧の仕方ならいいかな……日本のはオヤジ(というかじーさん方)の妄執に付き合わされてる感覚がするんだけど、これなら受け入れられる気がする。

Portugal The Manの歌のインタビューをちょっと読んだんだけど、バーニー・サンダースについて述べていたんだよね。まああまり詳しくないんだけど、大統領選時に民主党予備選でヒラリー・クリントンに破れた人で、労働者や若い人にたくさん支持されていた。ヒラリーは、えーと雑な説明だけど、ウォール街とかの富裕層に支持されていた……はず(ほんと雑だな)。マクロンみたいにお金持ちの味方なのかな。でも、あのでたらめなリーマン・ショックの責任をとらなかった連中の仲間だと思うとちょっと怖い。アメリカも貧富の格差が酷いのでサンダースのような人は若い人や労働者の希望だった……はず。で、この前放映されてたマイケル・ムーアのファーレンハイト119(華氏119)で、民主党予備選では実質サンダースが勝っていたのに制度の欠陥のせいで負けちゃったんだと(公的な不正とも言える)批判、まあ民主党をとりまくカネモチにとってはサンダースよりもヒラリーでなくては困る、ということなんだろうけど、サンダースが狩られたことで多数派の庶民有権者は民主党に失望し、白紙投票した層があったと触れていた。で、トランプ政権が爆誕したという。Portugal The Manはインタビューで、サッカーチームみたいに党で応援するのは間違っているのではないか、個人を支持するのが民主主義ではないか(多分、サンダース支持の人なんだろう)、とのこと。

そういうわけで、示唆に富んでいる、かなり政治性の強い歌だと思いました。

日本でもこういう歌を歌えるといいんだけどね~~

っても、よく考えたら私、歌自体に興味があんまりなくなってたんだった……J-POPよくわかんない。(洋楽がわかるってわけでもないけど)JASR○Cのおかげです。街から音楽が消えたことがやっぱり大きいかな。熱意もない。関心もなくなった。米津玄師のLemonとか普通の人は知ってるだろうけど私は一度も聞いたことがない。

なんとなく今J-POPを調べてみたけど、欅坂46のサイレントマジョリティーとか聞いてみると(それでも2016年曲だけど)、個人に立ち返ろうっていう歌がヒットしていたのかな。たまに有線で聞くあの曲がなんなのか思い出せない。例によって若い女性がいっせいに同じメロディを歌っている曲……。あーいまめっちゃ調べてやっとわかった。欅坂46のアンビバレントだ。これ聞いててなんかものすごい不愉快で不愉快で仕方なくてどうしちゃった私って思うくらいで何回か聞いているからもう慣れても良い頃なんだけどいまだその不快感がなくならない稀有な曲ですね。多分、「おまえに何がわかる」という不愉快さなんだと思う。絶対にわからないであろうひとたちにわかったように歌われるのが苦痛で仕方ないらしい。一見(いや一聞?)いい曲に思えるんだけど。私には軽薄に感じる。

だいたい、サイレントマジョリティーというMVも、MVの構成と歌い方?全員で一緒に歌うっていうのも歌詞の内容とあってねーだろと思うんだけど。個人に立ち返ろう、君らしく生きていいんだって言いながら、全員(ほぼ)同じ振り付けだし、個人というものが全然ない。どこぞの馬鹿野郎が金目当てに考えたマナー神話を真に受けた若い社会人たちが、ずんずんと向かって歩いてくるネオ兵隊みたいなのと大して変わんねーように見える。あと歌詞の中のどっかの国の大統領が……というくだりがとってつけたようでむずがゆい。サイレント・マジョリティー、歌詞はもっともらしいんだけどな……。「そこまで歌うならじゃあちゃんとしてよ。歌ってる人ひとりひとりの個性を出してよ」と言いたくなるんです。やらないってことが、詩の内容が嘘っぽく見えるんですよね。まあそう感じる私がおかしいんだろう。私はノイジー・マイノリティ。あのマジョリティーたちとは全然違う性質の人間なのだな。所詮マジョリティには入れない、どこにも属さない人間なんだ。

***

ブログ書くの飽きたなって言ってたけど結局書いてましたね。だんだん依存的になっている気がする。あと確定申告をしないといけないんだけど、全然やる気にならない。なんでそんなもんしなきゃいけないんだ、あほらしい(非国民だから腐った政治を見て気力が減退しました)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です