あんまり語らないほうがいいんだろうなと思いながら、あまりにブログを更新しなくなったため(理由はまた後日)、やや後ろ向きな理由で『Living Dead the Sanctuary』の主人公”J・L・ステイカー”の設定について話しはじめる回。

主人公の名前を考えるのは難しい

まず、名前が決まらなかった。というかいまだにこの主人公のファーストネームが気に入らない。ジャックって聞くと、トム・クランシーの「ジャック・ライアン」シリーズとか、Twenty fourの「ジャック・バウアー」とかいろいろな世界の最強ジャックが思い浮かんで私は辛くなります。でも私、英語世界の住人じゃないしさ、ちょーかっちょいー英語名とか全然思い浮かばないし、逆に凝りすぎるあまり英語世界からみたらヘンテコな名前になってしまったら、それはそれでちょーかっこわりーじゃん? と思って色々悩んだけど、結局ジャックになってしまいました。何が決定的だったんだろう? 元々、Jから始まる名前がいいなぁって思ってたのと、キリスト教由来の名前にしたかったっていうのがあります。吸血鬼のひともジャック以外の名前で主人公を呼んでる所が想像できないし、他の仲間も「え、今更こいつのことジョージとかジョナスとか呼べない…そういう柄じゃない……」ってなってるから、周りの感触によるところが一番大きいかもしれない。(脳内会議ですね)

どうでもいいんですけど、日本のサブカルコンテンツに登場する金髪男の名前のジャック率、めっちゃ高いと思います。現実どころか二次元でもありふれてしまう恐るべきジャックという名。いぇーい私の創作も金髪男ジャックがいるぞ~! 最後の抵抗としてファミリーネームで徹底表記するつもりですが、時々思い出してもらうために少々の仲間がファーストネームで呼ぶことになります。あとは愛称かな。「J/ジェイ」とよく呼ばれます。

ジャックの名前由来は聖書の人物からです。ヤコブ(ジェイコブ)、あるいはヨハネからの派生名だそう。

主人公の外見を考えるのは難しい

あのね、主人公らしい顔を考えるのって、難しくない?

初期設定の顔。いつもこれ見ながら描いてる…(忘れるから)

私、小説を描く時はイメージから入らないと駄目なので、だいたいキャラクター設定から作り出すんですけど、主人公ほど描きづらいもんはないんだなと初めて知りました。誰からも好かれる顔って存在するんですかね? と思って。というのも、主人公であるからには、読者から見て魅力的でなくてはならないと思うわけですよ。魅力的である、つまり、誰からも好かれるような人物であると。性格はもう決まってるから小説を書く上ではそれで充分かもしれないけど、でもやっぱり見た目ね、とても大事。主人公たるもの外見でも目を惹かねばならぬと、使命感のようなものが生まれてきます。なにより、私の頭の中で、主人公の顔面が真っ黒のままストーリーを作るのは大変苦痛を伴いますし。で、次に考えるのは、これですよ。誰からも好かれる主人公顔って何? です。わからない。

最初の方に考えたの……って、今ファイルをみたら初めて考えたのは2014年とかだったんでゾッと血の気が引きましたが、その時はもっとなんか普通でした。今も普通だけど……。

ぼやーっと描いた時は分け目が違ったらしいです。覚えてないけど。

実はこの人、機嫌悪そうにしてるのが普通の状態なんじゃなかろうか。

でね、一応、立ち絵も描いたことあるんですよ、じつわ。

描いたことないって前に言ったけど、あれはウソだ。

もうさー、なんか、イケメンなのがだんだん嫌になってきておざなりになってるんですよねぇぇぇ。(古いし下手なので恥ずかしいんですがっっ)。永遠にラフのままです。いやそれにしても、今見ると、こうじゃねえだろと頭を抱えたくなります。なんなんだこのチャラチャラした感じは?

しかも見れば見るほど誰かと似てる気がする。死にそう。

似すぎてヤバイ。目に棒線が必要。

試しに描いてみたらやっぱり似てたので死んだ。ゾンビハンターのエージェントは大体むっつりしてるけどね。ここから「もうどうすればいいのかわからない…」状態に陥って延々と同じところをぐるぐる回るのである。

えっ、金髪で短髪にするとどう描いてもゾンビゲームのキャラクターになるんだけど…?みたいな……。

私の好みがモロに反映されすぎたあまり、毎日いたたまれない気分になりながら描いていました……。呪いかってくらい版権の沼が深かった。私が版権を好きすぎたのが悪い。ちなみに主人公たちが着てる黒いピッタリスーツは私の趣味だけど設定はあります、一応……。

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(それから500年後)

で、そんなこんなあったのですが、最近ようやく誰とも似なくなったかなぁと感じているのですけど、どうでしょうね。

結構イギリス人っぽい雰囲気が出てる気がして落書きでありながら気に入ってる絵。頬骨ががっしりしてるのがポイント。

この頃は実在の人物を参考にし始めたので、版権キャラクターに似なくなったみたい。ちなみに研究したのは20~30代の頃のショーン・ビーンとドルフ・ラングレンとかです。特に髪型。金髪の人のヘアって難しかった。なんであんなに柔らかい質感なんでしょうね?

あとモーフで合成した顔とか参考にしまくった。顔面はモーフ画像が一番影響受けてるかも……。(参考が合成顔なら似てても権利関係だいじょーび)(多分な!)

http://www.morphthing.com/

「morphthing」キャラクター作成の時に参考になったやつ。かなりおすすめ

ついでに現在から過去に戻って、軍務時代はこんな顔だったのかもしれない(左)、と思って試しに描いてみたやつです。髭剃ると何故か若返る(右)。SAS時代がこの人の全盛期だったのではと思わないでもない。

……という試行錯誤を経て最終的に一番上の設定画像になりました。この人の顔面には毎回苦労させられるんですが、これからもまだ試行錯誤が続きそうです……。

主人公の配色を考えるのは難しい

メインカラーが決まらない。

イケメンだと何色でも似合うんですね。決まりません。(でも赤だけは似合わないんだよね、この人……)

もうここまでくると、決めるという行為自体が嫌になってきます。一つ一つの決断の積み重ねが大変ストレスであります。スティーブ・ジョブズが毎回黒のタートルネックにジーパン姿だったのはつまらないことに決断力を割きたくないとかいう理由だったと思いますが、私もこんなメインカラーとかで決断力を割きたくないです。だいぶ疲れてます。この人の絵がモノクロ率が高いのはメインカラーを決めていないからなんです。あと組織の戦闘服も決めてない。決まらない。というか戦闘服とかどうやって考えればいいんだ? めんどくさくなってたまにSASの戦闘服着せててすみません。ちゃんと似合ってて個人的に満足してます。あー、色が決まらない。どうしよう。前のハロウィン絵とか配色がまた某エージェントっぽいしうんざりしてきます。塗った後になんかおかしいなと思いました。茶色は封印したほうがいいのかもしれない。パンツが茶色なのはまだ許せる。

メインカラーの決定は、多分、主人公が所属する組織的なカラーにも影響を与えると思うので、かなり重大な気がします。頭が痛くなってきました。紺色好きだけど吸血鬼のひとと被っちゃうし……悩ましい。黒は画面が黒くなりすぎるのも気になる。右に行くにつれていかにも「ミリタリーです」って感じがするのもそれはそれで気に入らない。そうして私は考えることをやめた。そうだ紅茶を飲もう。

キャラクターを考えるのは大変だ

主人公一人考えるのにこれだけ時間と労力がかかるので、他のキャラクターとかなかなか考えられないです。しかもファンタジー的小物も使わずに現実に寄せて作るとなるとまた大変だし、かつ完成しても見た目が地味ってのが報われなさがある気がする。それでもいろいろ決まってきて「そろそろかな?」ってなった頃には愛着が湧いているので、頭の中でキャラクターが自由に話したり笑ったり怒ったりしてるんですよ。それに気づくとすごく楽しい。大変だけど、乗り越えるとね、見える景色が全然違う。創造の旅路みたいなものかもしれません。

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